技術情報・その他
「起業時代」 創刊号に取材いただきました
「ふつうの人が
フツーに起業できる時代、はじまる。」
「起業時代」 創刊号の表紙にある言葉です。私自身20年弱サラリーマンとして働き、まさか自分が”起業”するなんて。
でも一歩を踏み出せば、ふつうの人がフツーに起業できました。
今は便利なサービスがあり、コストを最小限に抑えながらも、短時間で起業の準備をし、起業する事ができます。
決して、起業が”バラ色”とは思いませんし、言いません。サラリーマンよりも大変な事も多いし、46時中仕事の事を考えます。
でも”起業”は”結婚”と似ているなと思いました。新しい家族を築くのは大変な事も多いけど、誰かと一緒にいると「喜びは2倍、悲しみは半分。」
守るもの、守らないといけないものがある人は強い。大変なことがあっても、自分が起業した会社のためには頑張れるし、強くもなれると思います。
喜びも、サラリーマン時代とはけた違い。
起業する方から、起業してみたい、起業に興味がある方まで、役立つ本ですので、是非お手に取ってみてください。
私は、起業資金の節約術について、少しですがお話をさせていただきました。
「近大ICTイチゴ」の初収穫に参加しました
近畿大学奈良キャンパスにあるICT設置温室で、農学部農業生産科学科の学生が中心となり、ICTを活用したイチゴ栽培が2021年秋にスタートしました。名付けて「近大ICTイチゴ」。これまで同ハウスでは、初春~夏にかけてICTを活用したメロン栽培が行われていましたが、メロンの後作として今回イチゴを初めて栽培する事になりました。この度弊社は、イチゴ栽培の液肥設計を担当させていただきました。
弊社は埼玉県、圃場は奈良県。遠隔ではありますが、日射や灌水量や施肥量など、クラウドで管理しているので、どこにいてもデータを共有できます。今回、「近大ICTイチゴ」の初収穫に参加してきました。試食しましたが、甘くてみずみずしくて、美味しかったです。学生さん達も、生き生きと作業されておりました。
2020年の農業就業者数は160万人で、2015年よりも48万人も減っています。様々な技術を組み合わせて省力化しながら、作物の品質や収量を上げることが、これから農業人口の減少を解決する糸口になると思います。
近畿大学様のニュースリリース↓
https://newscast.jp/news/1382450
取材時の映像↓(弊社は映っていません!)
https://www.youtube.com/watch?v=Ppbp6Ctlk2Y
毎日新聞にも取り上げられました↓
「自由は不自由。不自由の先に自由がある。」連続テレビ小説 スカーレットより
2019年秋にスタートしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の中で、西川貴教さん演じる芸術家のジョージ富士川先生のセリフ。
「自由は、不自由や。で、不自由の先にまた自由がある。」
学生の時は親や学校に不自由を感じ、会社員の時は上司や会社に不自由を感じていました。
でもその不自由と引き換えに、親や学校、上司や会社から守られていたと、その立場を離れて気が付きました。
私は起業して、誰からも拘束されない「自由」を手に入れました。自分の思う通りに物事を進めることが出来ます。
でも「自由」は誰からも守られない。行動はすべて自己責任。「自由」を手に入れて知る「不自由」さ。
「自由」であるのに、「不自由」な時よりも臆病になってしまう事もあります。
それは、親や学校、上司や会社などの後ろ盾をなくしてしまった”心細さ”や”怖さ”かもしれません。
そんな「自由」の中での苦労や頑張りが、「不自由」を超えて”本当”の「自由」があるのだと思います。
日本の農業は家族経営が主です。家族経営は「自由」ですが、作物の流通や地域のしばりなど
様々な「不自由」と向き合いながら営農されています。
若い生産者やインターネットの普及等で、そんな「不自由」を乗り越え、農産物を直売したり、加工したり、
既存に囚われない農業で”本当”の「自由」を手に入れいてる生産者の方も増えています。
新型コロナの影響が長く続く中、価値観が大きく変わりました。また、多様性への容認も広まっています。
これまでの常識に囚われず、強い日本の農業を目指して、一人でも多くの農業者が”本当”の「自由」を手に入れる事を願って。
そして私自身も、「不自由の先にある自由」の素晴らしい景色を見られますように。